こんにちは、美容研究家の境貴子です。先日は春一番も吹き、暖かさを感じられる季節になってきました。ただこの時期はまだまだ乾燥しているので、髪の毛にブラシを入れるとバチバチっと静電気が…なんて方も多いと思います。
その静電気の原因、髪の乾燥だけではなく、実は内臓や骨、血管の乾燥が原因かもしれません。乾燥はさまざまな病気へと繋がるといわれています。そこで今回は「体の中から潤わせる」方法をご紹介します。
まずは自身の体がどのくらい乾燥しているか確認してみましょう!
体の乾燥度チェック
指を舐めないと紙をめくれない 肌が乾燥してかゆい お腹まわりの「中年太り」が気になってきた 髪の毛がパサパサ、抜け毛や薄毛で髪のボリュームが気になる 細かった足がむくみがちな大根足になってきた 胃もたれや二日酔いしやすくなった 食べたものの飲み込むが悪くなる 記憶力が悪くなった、言いたい言葉がすぐ出せない
このような症状が多く表れている場合、実は身体の中の乾燥が進行している場合があります。あまりピンとこないかもしれませんが、身体が乾燥するということは、細胞内の水分が不足しているということ。つまり内臓そのものが水分不足に陥っているので、内臓の機能が低下し、最悪の場合は脳梗塞など引き起こすこともあるようです。
ではなぜ水分不足になってしまうのでしょうか。主な原因は、ちょっとした生活習慣によることが多いようです。入浴をシャワーだけで済ませたり、1年中エアコンを使っていたり(部屋を暖め過ぎ、冷やし過ぎ)。さらには、1年を通して南の島で採れる果物を食べている、なんていうことも原因になるようです。
ただし、対策は簡単です。食事方法や入浴方法などといった「身体を冷やす悪い習慣」をちょっと変えるだけで、潤う身体をつくることができます。
STEP1「朝食を無理やり食べない」~出して入れるデトックス方法
・朝は余分な老廃物と水分を排出するチャンスです
胃腸の活動もまだ不十分な状態なので、無理して朝食を摂らなくても問題ありません。コップ1杯のお水、もしくは白湯を飲みましょう。
(過去記事)飲んでわかった「白湯」のうまさと、調べてわかった効能の数々
ただ、脳を活動させるためには、エネルギー源である糖分を補ってあげると良いといわれているので、朝はフルーツを軽く食べる程度でも効果があります。季節のフルーツなら、なお良いでしょう。
細胞が血液内の水分を十分に吸収するには、まず、細胞内・体内に溜まった水分(老廃物)を排泄する事が大事です。溜まったものを出さなければ、新鮮な水分が吸収されないので、まず「出して入れる身体」をつくります。
・体内の老廃物を出し切りたいなら「朝食を無理に食べない」
朝食をフルーツや野菜ジュースのみにすると、自分の吐く息が臭うことに気づくはず。
これは身体全体のエネルギーが排泄へと向かい、蓄積されていた老廃物が一気に体外に出てきている状態です。尿や便だけでなく口臭や体臭として表れるので、吐く息も臭く、尿も色が濃くなります。
STEP2「適度な運動で筋肉を使う」~体温アップ方法
低体温も身体を乾燥させ、老化を早める原因のひとつです。体温の40%以上は筋肉で発生しているので、ウォーキングやスポーツなどで筋肉を動かすことが必要です。筋肉運動は老化を防ぐと共に、筋肉運動によって体温を上昇させ、水分をしっかりと細胞内に送り込ませると良いですね。
エレベーターなどを使わず階段で上り下りするようにしたり、人肌の温度以下の冷たい飲み物を飲まないようにするなど、ちょっとした心掛けで体温が徐々に上昇します。
STEP3「ねばねば食材を摂る」~保水肌を作る方法
肌には元々、自らを潤す力が備わっています。表面から塗って補うことももちろん必要ですが、体が元々もっている「保水力」を引き出してあげれば、過度な保湿をしなくても美しい肌を保つことができます。
必要なのは、細胞内の水分を保ち続ける能力「保水」。ですから、保水力を補う食品 ── 納豆、山芋、おくら、もずく、わかめ、レンコンなど ──、「ムチン」が豊富な食材を積極的に摂るようにすると良いですね。これらの食材は低カロリーで良質のたんぱく質がたくさん摂れますので、ダイエットにも最適です!
冬だけではなく、これから迎える夏の時期も体の内側は乾燥します。入浴をシャワーだけで済ませるのでなく、10分だけでも湯船に浸かると、体温が上昇し筋肉の強張りも緩和されるので、身体全体がリラックスします。ランチの時間に納豆を1品加えてみようかな、といった小さな心掛けからはじめてみてください。明日の元気な体を少しずつつくっていきましょう。