魚沼市などにまたがる大岳に登山に出かけた新潟市の男性の行方が9日から分からなくなっていて、警察は、遭難した可能性が高いとみて、朝から捜索しています。
行方が分からなくなっているのは新潟市東区津島屋の会社員、石山秀夫さん(61歳)です。
警察によりますと、石山さんは9日午前10時ごろ、長岡市と魚沼市、それに、三条市にまたがる、標高1432メートルの大岳の山頂から下山しているところを別の登山者に目撃されたあと行方が分からなくなっています。
警察が調べたところ、石山さんは8日、家族に登山に行くと言って出かけたあと連絡が取れておらず車が魚沼市側の登山口の駐車場で見つかりました。
石山さんを目撃した登山者が、「別れたあとに雪が崩れる音を聞いた」と話していることから、警察は、崩れてきた雪に巻き込まれた可能性が高いとみて、9日、ヘリコプターで捜索しましたが発見できませんでした。
警察は、10日も、朝からヘリコプターを出していますが、天候が悪く、捜索は断続的に行われています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033081592.html?t=1362930056974