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独創的なアイデア奪う?左脳の罠

左脳がアナタに仕掛ける「5つの罠」

アナタの独創的なアイデアは、自分の左脳によって奪い取られているかもしれません。

たいていの人は、これまでの経験をもとにして、段階的にものごとに取り組むほうが安心できます。整然とコントロールされ、秩序立った状況、論理的な世界が好きなのです。そして、バラバラで統制がとれていないと不安になります。「たしかな裏付けがある枠組み」の外へと踏み出すなんて、非生産的で時間の無駄だ、と思うわけです。自分はそういうタイプだというアナタは、これまで多くの場面で、そうした考え方が役に立ってきたのでしょう。ただし、そこには創造性という要素が抜け落ちています。

実際のところ、左脳型の直線的思考に慣れ親しんだアナタは、自分は創造的な人間ではないと信じ込んでいるのではないでしょうか? 左脳の仕掛ける罠についてお話しする前に、右脳vs左脳という理論について紹介しましょう。

■ 右脳vs左脳

右脳と左脳はそれぞれ異なる思考回路をコントロールしているのですが、人はそれぞれ、どちらかを優位に使っているという説があります。つまり、「右脳人間」と「左脳人間」に分かれるというのです。

 

右脳人間 ─── 直感的、包括的かつ創造的なアプローチを好みます。非直線的に考える傾向があります。

左脳人間 ─── 論理的で一点集中型、理性的に思考します。ものごとを直線的にとらえる傾向があります。

 

どちらの思考形式も重要です。そして、両方が合体した時には圧倒的な力が発揮されます。実際には、脳は複雑ですし、右と左は互いに深く結びついて機能していますが、思考パターンについて語る時、右脳vs左脳、直線的vs非直線的思考という考え方はとても役立ちます。広く知られた理論であり、脳の仕組みについてイメージするうえで、シンプルかつ効果的な方法なのです。

■ 創造性が必要不可欠である理由

私たちが脳をどう使うかは、「生存」を左右するだけではありません。私たちが「成功」するかどうかも、脳にかかっています。私たちが住む世界は恐ろしいスピードで変化しています。そのため、直線的思考だけではなく、非直線的に考えることも求められているのです。

私たちは、ものごとの「全体像」を得るために右脳を使います。そして、創造的なアイデアと、戦略的に取り組むための新たなアプローチを生み出すためにも、右脳が必要です。つまり、脳を活性化することが求められるのです。左脳がどんな罠を使って、アナタの創造性を否定してしまうのか、その例を見ていきましょう。

■ 左脳がアナタにしかける5つの罠

左脳がアナタを「裏切ってしまう」ポイントを5つ挙げましょう。相手の手口を知れば、それをうまく回避できる可能性も高まるというわけです。

1.視野を狭める

左脳の直線的思考回路を通すと、視野は狭くなります。

まずは、まっすぐの線を思い浮かべてみてください。この直線は思考を表しています。線は、ある1点からはじまっています。そして、点はアイデアを意味します。直線的思考は、1つのアイデアを起点として、段階的に考えを積み上げていきます。理路整然としており、コントロールも効いています。とはいえ、特定の状況では効果的ですが、その効果は限定的です。

では、次は円を思い浮かべてください(丸い形は思考を表しています)。円の中にはふぞろいの点がたくさんあり(それらの点はアイデアを意味します)、点同士は、型にはまらないユニークな方法でつながることができます。論理的ではありませんが、よりユニークな結びつきがたくさん生まれます。このように、非直線的思考を円の形に例えてみると、独創的なアイデアが生まれてくる可能性が見えてきませんか? 変化の激しい環境では、この思考パターンが欠かせないのです。

2.直線的=安全

うまくいったとわかっている枠組みがあれば、楽ですし安心できます。左脳型思考は、組織化された枠組みを提供してくれます。1点に集中するかたちで、1歩ずつ前進できるのです。安全なアプローチで、最後に得られる成果は、大方が予測したものとなるでしょう。けれども、この思考パターンにしがみつくことは、本当の意味で安全とは言えません。逆に、現代社会で生き残り、成功を収めるという見方からすれば、非直線的思考のほうが、より「安全」になりつつあると言えます。固定された枠組みの外に立ったクリエイティブな思考方法が、ぜひとも手に入れたい強力なスキルとなってきているのです。

3.論理と直観

論理的な思考回路は強力な武器です。でも、論理の外へと踏み出すと直感力を活用することができます。直感は、目では見えませんが、何となく「チューニングが合う」といった次元から情報を引き出します。非直線的かつ創造的に考える時には、直感がアナタのガイド役となるのです。

4.パーツと全体像

細かいパーツを組み合わせて全体像を完成させる作業は、何かをつくる際に欠かせません。パーツを取り出し、並べて、全体をつくりあげ、最後に成果を手にします。けれども、時には初めに全体像を描いてから、それを細かくパーツへと分けていくやり方のほうが好都合なこともあります。右脳型思考パターンでは、最初に全体像を描きます。絶えず変化する現代社会を乗り切るためには、まず「全体像をつかむ」必要があるのです。

5.「クリエイティブな人間ではない」と信じさせる

左脳は、「自分はクリエイティブではないし、画期的なアイデアを生み出すことはできない」と思い込ませます。その思い込みは、いつの間にか心に染みつきます。その結果、そこに閉じ込められ、殻を打ち破ることが難しくなるのです。自分は論理的かつ理性的な人間だと思い込むことで、クリエイティブな右脳型思考パターンが完全に途絶えてしまうかもしれません。

左脳人間の皆さん、騙されてはいけません。右脳思考を呼び込んでくれる行動に、積極的に挑みましょう。左脳型思考パターンの長所にクリエイティブな右脳思考が加われば、鬼に金棒。今の社会で成功するための、なくてはならない秘密兵器になるはずです。

http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/lifehacker_29868.html

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