26日夕方、燕市で上越新幹線の高架橋から氷のかたまりが落下し、高架下を走っていた車に衝突しました。運転手にけがはなかったものの、車は大きく壊れ、JRは高架橋の点検を進めて再発の防止をはかりたいとしています。
27日午後5時ごろ、燕市次新の上越新幹線の高架橋の柱から長さ4メートルあまりの氷のかたまりが落下し、高架下の市道を走っていた車に衝突しました。
車は運転席側のフロントガラスにひびが入ったほか、ボンネットがへこむなど大きく壊れたものの、乗っていた運転手にけがはなかったということです。
通報を受けたJRの作業員が調べたところ、現場近くの高さおよそ5メートルの新幹線の高架橋の柱から根元部分を残して氷のかたまりが溶けて道路に落下した形跡が確認できたということです。
JRは、気温が上がった日にはつららや氷のかたまりが落下するおそれがあるとして車の通行量が多い高架下を重点的に点検し、つららを除去するなどして再発の防止をはかりたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035816191.html?t=1361999586887