21日午前、新潟県佐渡市沖の日本海で中国人や韓国人12人が乗った貨物船が沈没し、乗組員3人が死亡しました。
21日午前7時すぎ、佐渡市の沖合およそ300キロの日本海を航行するカンボジア船籍の貨物船から、「船が沈みかけている」と海上保安庁に通報がありました。
その後、佐渡市弾埼の北西およそ300キロの海上で乗組員が乗った救命ボートが確認され、第9管区海上保安本部と航空自衛隊が救助に向かったところ、午後2時ごろ、自衛隊のヘリコプターがあわせて12人の乗組員を救助しました。
海上保安本部によりますと、救助した際3人の意識がなく、午後3時50分すぎに死亡が確認されました。
海上保安本部によりますと、貨物船は19日の午後2時半に青森港を出発し、水産物およそ100トンを載せて韓国の束草港に向かっている途中に、何らかの原因で沈没したとみられるということです。海上保安本部は貨物船が沈没した詳しい状況を調べています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035677331.html