洋式トイレで座って用を足す時、ごく稀に起きてしまうハプニングがあります。時として「おつり」と呼ばれる、そのハプニングとは…そう、汚物や汚れた水の跳ね返りのこと。
「お腹の調子が悪い」、「便器の中に最初から溜まっている水の量が多い」など、それが起こってしまう状況にもいくつかのパターンがありますが、とにかく喜ばしいことではありません。臀部はもちろん、便器の内側や便座シートの裏側に予期せぬ汚れが付着してしまいます。
しかし、ある簡単な方法で、望まぬ「おつり」ともおさらばできるのです。
その方法とは、適量のトイレットペーパーを、あらかじめ便器内に溜まっている水の上に敷いておくだけ。水面の面積にもよりますが、7~8割くらいが隠れるように敷けば、お腹の中でよっぽどの大惨事が起きていない限り問題はありません。多くの場合、落下地点は水面の中央付近なので、そこを二重・三重にガードしておくと効果も高まるでしょう。
放出が幾度かにおよんでしまう場合は、最初に敷いたペーパーは汚物を抱いて水の底へと沈んでしまうので、その際は逐次、援軍を送り込むことをオススメします。第一波をやり過ごしても、第二波・第三波を防げなければ、すべては水の泡ですから…。
「大量のトイレットペーパーを使うことになるからエコじゃない!」と憤る人もいるかもしれませんが、汚れた便器を掃除するために洗剤を使うほうがエコではないという意見を覆せませんし、何より「おつり」の被害はテンションが下がります。私の友人には「着水寸前に軽くジャンプする」や「なるべく前のほうに座って、水が浅いところに投下する」という輩もいましたが、前者は臀部が守れても便座シートは守れませんし、後者は科学的な見地から効果が薄いようです。
ここはおとなしく、トイレットペーパーにすべてを委ねてください。ストレスのないトイレットライフが、アナタを待っていますよ。
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/life/living/lifehacker_29321.html