[ カテゴリー:災害 ]

<有感地震>12年は3139回 6割が大震災の余震

2012年に日本で発生した有感地震(震度1以上)は3139回で、そのうち約6割の1868回は東日本大震災の余震だったことが気象庁のまとめで分かった。同庁は「今後も大震災の震源域の北側や南側などでマグニチュード(M)8級の地震が起こる可能性がある」と引き続き注意を呼びかけている。

同庁のまとめによると、揺れの大きさの内訳は、震度5強が4回▽震度5弱が12回▽震度4が65回など。大震災が発生した11年の計1万487回よりは大幅に減ったが、統計の残る1923年以降では5番目に多かった。過去最多は松代群発地震(長野県)が活発だった66年の5万2957回。

県別では茨城の834回が最多。宮城が774回、福島が772回で続いた。震災の影響で、これら地域の地殻に加わる力のバランスが崩れ、地震が起きやすくなったことが大きな要因とみられる。

気象庁は青森県の太平洋沖から千葉県にかけての南北約600キロ、東西約350キロを便宜的に「余震域」と設定し、この範囲内で起きた地震を余震としてカウントしている。有感の余震は大震災発生以降9357回(6日現在)に達し、昨年の震度5弱以上の地震でも16回のうち11回は余震だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000037-mai-soci

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