殺人容疑の警部補、雑誌に犯行声明 事件の2カ月後
富山市で2010年4月、会社役員の男性と妻が殺害され自宅が放火された事件で、殺人などの容疑で逮捕された富山県警警部補の加野猛容疑者(54)=休職中=が、犯行2カ月後に週刊誌「週刊文春」に犯行声明を送っていたと、県警が8日発表した。県警が声明の記録されたCD―Rを昨年8月に押収したことが捜査が急展開するきっかけになったという。
県警の調べに、加野容疑者は「自分で作成し、週刊文春に送った」と認めているという。
県警によると、事件2カ月後の10年6月までに、「週刊文春」編集部に送り主不明のCD―Rと手書きの現場見取り図が届いた。CD―Rには「犯行声明」と言える文章が入っていたといい、買い取りを求めていたという。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/OSK201301080119.html