ノロウイルス感染などが原因で、下痢や嘔吐などの症状を呈する「感染性胃腸炎」の小児科定点医療機関(全国約3000か所)当たりの患者報告数が、3-9日の週は19.62人で、前週(18.00人)から8週連続で増えたことが18日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。
都道府県別では、宮崎の35.94人が最多で、以下は鹿児島(34.02人)、愛媛(31.84人)、福井(29.50人)、富山(28.07人)などの順だった。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、2002年以降の同時期では06年に次いで多い水準で推移している。定点当たり20人を超えたのは06年だけで、同年の流行のピークだった12月11-17日の週には22.81人に達した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121218-00000001-cbn-soci