日本能率協会総合研究所は11月15日~22日にかけて、全国の受験生(小学6年生・中学3年生・高校3年生)の保護者1,000人を対象に、子どもの体調管理についてのアンケートを実施した。
まず、受験を控えた子どもの体調管理のためにどの程度気を配っているか尋ねたところ、全体で69.5%が気を配っていると回答した。親の性別でみると、父親よりも母親のほうが気を配っているようだ。受験を控えた子どもだけではなく、家族全員の体調管理に気を配っている割合は69.2%で、受験を控えた子どもと同程度の結果となった。
受験を控えた子どもの体調管理対策について聞くと、半数以上が「うがい・手洗いの徹底(56.5%)」、「規則正しい生活と十分な睡眠(51.2%)」、「予防ワクチンの接種(51.0%)」、「食事の栄養バランス(50.1%)」を挙げていた。
続いて、受験生の子どもの風邪・インフルエンザ予防のために利用したいものについて尋ねると、1位は「マスク」(53.5%)、2位は「ハンドソープ」(45.8%)、3位は「うがい薬」(41.3%)だった。「免疫力を向上させる食品」は33.6%が利用したいと回答している。
「免疫力を向上させる効果・効能があること」を知っている食品について聞くと、「ヨーグルト・乳酸菌飲料」が85.4%で最も高かった。受験を控えた子どものために興味がある食品でも、「ヨーグルト・乳酸菌飲料」が67.8%と最も高く、「緑茶」(31.4%)、「バナナ」(30.0%)がそれに続いた。
インフルエンザ等感染症予防を目的として子どもに取らせたいものについて尋ねたところ、「明治ヨーグルトR-1」(40.5%)、「明治ブルガリアヨーグルト」(33.8%)、「ヤクルト」(25.9%)と回答した人が多かった。特に「明治ヨーグルトR-1」は、受験生の体調管理への意識が高い母親の半数以上が「取らせたい」と回答している。
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