気象庁から緊急地震速報が発表されても、3割の人が何も行動を起こさなかったことが、同庁のアンケート調査で明らかになった。
調査は今年10月~11月に行われ、20歳以上の全国5490人が回答。速報を受けて、71・6%の人は避難したり、周囲に地震が来ると知らせたりしたと回答したが、28・4%は「何もしなかった」と答えた。
行動しなかった理由(複数回答)としては、「何をしてよいかわからなかった」(23・6%)、「予想震度が小さく、何もする必要がないと思った」(21・8%)などが上位にあがった。
また、全体の33%が携帯電話でも速報が受けられることを知らないと回答。東北や関東では知っている人の割合が8割近かったのに対し、西日本各地では5割~6割程度にとどまった。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20121214-567-OYT1T01039.html