[ カテゴリー:生活 ]

<年末年始>宴会太り乗り切ろう

忘年会や新年会などごちそうを食べる機会の多い年末年始。楽しみだけれど、余分なお肉はつけたくない。太らずに楽しく宴会シーズンを乗り切る方法はないものか。日ごろ、食習慣に目を光らせている専門家たちにコツを聞いた。

◇食物繊維、酢の物から先に よく味わい、きっぱり残す

11月下旬、東京・赤坂のおしゃれな串焼き店で、太らない宴会料理の食べ方を学ぶ「ダイエットパーティー」が開かれた。主催したのはダイエットインストラクターの小林一行さん(46)。自身の減量経験で得た知識を基に、10年から個人レッスンを行っており、「理論だけでなく実践も」の声に応え、同時にダイエットパーティーも始めた。

この日、参加したのは体重が気になる30~40代の男女5人。まず最初は座学だ。小林さんが着目するポイントは糖質の多い食品と血糖値。血糖値を下げ脂肪の合成を促すホルモンのインスリン分泌を抑えるため「食べる順番の大切さ」を説く。

具体的には、最初に食べるのは枝豆、海藻サラダなど食物繊維の多いものや、しめサバなど酢の物。たんぱく質を含む刺し身や焼き鳥などは中盤以降に食べ、揚げ物や炭水化物は後半に回す。「順番を守れば好きなものを食べてもいい、と思えば苦になりません」

基本を頭にたたき込んだら、いよいよパーティーの始まりだ。アボカドと揚げナスのサラダ、赤エビの刺し身、焼き鳥5本盛りなど7品が、小林さんの理論通りの順に出され、出席者は会話を楽しみながら味わった。小林さんは「幹事を引き受けると、自分でメニューを決められ、印象アップにもつながります」と裏技も伝授した。

とはいえ、ごちそうは高カロリーなものが多い。健康計測器メーカー、タニタ系列会社の管理栄養士、坂本弘美さん(34)は「コース料理は一般的に合計1000~2000キロカロリー。全て食べると軽く2食分になってしまう」と試算する。

このため、坂本さんは出てくる料理を半分ずつ残すことを勧める。こうすれば、栄養をバランス良く取り、最後まで料理を楽しむことができる。あらかじめメニューが分かっていれば、期待しているものは全部食べ、他の品で調整するとよい。糖質と同様、エネルギーに変わるたんぱく源の1食分の目安は「片手に載る程度」。ホームパーティーで人気の鍋料理は、薬味を使っていろいろな味付けにすると、量が少なめでも満足感が増すという。

「食べ残しても、健康を考えればもったいなくはありません」と話すのは、医療法人社団同友会(東京都文京区)で生活習慣病の指導に当たっている医療顧問の三輪真也さん。「量より質を楽しむのが、食べ過ぎを防ぐコツ。せっかくの珍味や好物を急いで飲み込んでは味わえない。かむ回数が増えると、満足感にもつながる」と話す。

気を付けたいのは「七つの『あ』」=別表=だ。日ごろから正しい食習慣と生活リズムを守り、体重を毎日量ることが大切という。「体重の増減は、自分の食べ方に気付くチャンス。宴会の翌日だからといって恐れたり、がっかりしたりせず、体重計に乗って客観的に1日を振り返り、普通の生活に戻していってください」とアドバイスする。

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◇体重増招く大敵「七つの『あ』」

(1)甘いもの

(2)アルコール

(3)歩かない

(4)朝ご飯を抜く

(5)安眠不足

(6)あまりもの

(7)脂っこいもの

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/medical/20121203ddm013100043000c.html

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