睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性は簡単な自己診断テストが目安になる。十分な睡眠を取っていることを前提に、各設問について採点基準から当てはまる数字を答える。合計点が、5点以下「問題なし」▽6~11点「眠気は強い。周囲の人にいびきや呼吸停止がないか確認してもらう」▽12点以上「眠気が異常に強く、早期の専門医受診を推奨」-と判定できる。
SASの予防には、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策が有効だ。特に喉の回りの脂肪は気道を狭め、結果としてSASになることも。食生活を見直すとともに、ジョギングやウオーキングなど無理のない運動を日々の生活に取り入れたい。
また、アイマスクなどの快眠グッズを活用して環境を整える、寝る前の深酒を避けるのも大切だ。
年末にかけて慌ただしい季節を迎える。体調を整える意味でも、まずは自分の睡眠に向き合ってみてはいかがだろうか。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121126/bdy12112608160002-n1.htm