プラネタリウムでぐっすり眠ってもらうイベント「熟睡プラ寝たリウム」が23日夜、兵庫県明石市立天文科学館(人丸町)であり、約200人が参加した。
プラネタリウムの「催眠効果」を逆手に取って働く人たちの疲れを取ろうと、昨年の勤労感謝の日に続いて2回目。今年は宮城県などでも同時開催された。
120度前後まで倒れる椅子に深く掛けた参加者の中には、マイ枕や毛布などを持ち込む姿も。天井のスクリーンに星が出始めると、学芸員がささやくような解説をして、BGMの虫の音の相乗効果で、あちこちから寝息が聞こえた。
仕事帰りに参加した同市大久保町の会社員田口陽介さん(34)は「星を見ながらうとうとするのは不思議な感覚。妻も連れてきてあげたかった」と話した。
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