佐渡空港で、不審者が侵入したという想定で訓練が行われました。この訓練は、佐渡空港を管理する新潟県がいざという時に利用者の安全を確保しようと企画したもので、佐渡東警察署や消防などから16人が参加しました。
訓練は、佐渡市秋津の佐渡空港で、職員が草刈りのための機械を制限区域内に入れようと、ゲートを開けたところ、不審な乗用車が突然、侵入したという想定で始まりました。訓練では車から降りた男が木刀を持って暴れると空港の職員が直ちに警察と消防に通報し、関係者が連携して男を取り押さえていました。新潟県佐渡地域振興局によりますと、空港への不審者の侵入はことしに入ってからこれまでに全国で2件起きているということで、佐渡地域振興局地域整備部の樫内睦夫副部長は「緊迫感を持って訓練を行うことが出来た。これからも訓練を積み重ねいざという時に対応できるようにしたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033532691.html?t=1353515295471