大手インターネット交流サイトのIDとパスワードが盗み出せる不正プログラムをブログ上で公開したとして、千葉県警サイバー犯罪対策課などは30日までに、不正指令電磁的記録提供(ウイルス提供)の非行事実で、石川県の男子中学生(14)を補導し、同県の児童相談所に通告した。男子生徒は事実関係を認め、「注目を集めたかった」と話しているという。
県警によると、昨年7月施行の改正刑法で新設されたウイルス提供容疑の適用は全国初という。
県警によると、少年は昨年11月、交流サイトのIDとパスワードが盗み出せる自作のプログラムを自身のブログ上で公開し、今年3月、さいたま市の少年(13)にダウンロードさせたという。
[時事通信社]
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/education/jiji-121030X420.html