古くからの町並みが残る糸魚川市でイギリスのクラシックカーがタクシーとして営業を始めました。糸魚川市には雪を避けるため、屋根から長く張り出した「雁木」が並んだ「雁木通り」を始め、古くからの町並みが残っていて観光の呼び物となっています。きょうからは1978年に製造され、イギリスのロンドンで走っていたクラシックカーがタクシーとして使われることになり、JR糸魚川駅前で披露されました。地元の観光協会や商工会のメンバーなどが乗り心地を確かめたあと、タクシーはさっそく観光客を乗せて颯爽と走っていきました。利用した男性は「乗り心地はよく、タクシーから見る景色も最高でした」と話していました。JR糸魚川駅は、平成27年春に長野と金沢の間で開業する北陸新幹線の停車駅となっていて、糸魚川市観光協会の山下建夫会長は「新幹線開業に合わせてタクシーが1つの目玉となればいいと思います。ロンドンタクシーに乗って糸魚川のジオパークを観光してもらいたいです」と期待していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035539231.html