文部科学省が7日発表した今回の体力・運動能力調査では、子どもの体力が5年連続で向上傾向にあることが明らかになった。ただ、1980年代の水準には及ばず、文科省は「親の意識を高め、幼いころから運動習慣をつけることが大切」としている。
小中高生(11、13、16歳)の成績について、現在の調査形式になった98年度以降の推移をみると、上体起こし(腹筋)、反復横とび、20メートルシャトルラン、50メートル走が男女ともに向上。握力などで低下傾向が見られたが、ほとんどの項目で向上したか横ばいだった。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201210070429.html