豚の生レバーを一部の飲食店が提供している問題で、厚生労働省は4日、加熱を飲食店に指導するよう都道府県などに通知した。消費者が生で食べないよう注意喚起も求めた。豚を生で食べるとE型肝炎やカンピロバクター、サルモネラ菌による食中毒の危険があり、厚労省は「加熱が常識」としている。
牛の生レバー提供が7月に禁止になり、都市部を中心に豚で代用する店もある。厚労省によると、飲食店が提供した豚のレバ刺しで、過去10年で少なくとも5件の食中毒が発生し、32人が発症している。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2012100404620.html