朝が苦手でなくても、早起きが大変な時はあります。早起きするために、目覚まし時計をいくつもセットする人も多いでしょう。しかし、ブロガーのNate Wienertさんは「そんなことでは早起きできない。本当に早起きができるようになりたければ、そんな保険みたいな目覚まし時計はすべてなくした方がいいのです」と言います。
目覚まし時計をいくつも使うのは定番の作戦ではありますが、Wienertさんは「それは目覚まし時計で起きるというより、目覚まし時計を無視する練習をしているようなものだ」と言います。Wienertさんは自分の睡眠サイクルをつかむために、余分な目覚まし時計をなくしてみる実験をしました。
数ヶ月前に、ちょっとした実験をしようと決めました。「8:00」と「8:05」に鳴らしていた目覚まし時計を使わないようにしました。失敗する余地がないところまで、自分を追い込みたかったのです。1つの目覚まし時計できちんと起きるか、さもなくば遅刻です。それから、スヌーズ機能も使わないようにしました。この方法で、自分が常に起きられる時間がわかるようになりました。
また、毎朝目覚まし時計が鳴る時には、もはや選択の余地がないというのも効きました。まるで中学生に戻ったようで、朝になると寝室へ入ってきて窓を開け放した母親に「起きなさーーーい!!」とどなられているみたいです。間違いなく早起きできるようになりました。
原文筆者も同じく目覚まし時計を1つだけにしてみたら、効果てきめんだったそう。これまでは「起きた方がいい時間(ベッドから出て、シャワーを浴びて、出掛ける前に少しゆっくりできる)」のために目覚まし時計を4つ(時には5つ)使っていたのですが、「ラストチャンス(文字通り、起きてそれらができるギリギリの時間)」の1つだけにしました。
目覚まし時計をいくつも使っていた時は、目覚ましを無視するように訓練されていたので、毎朝起きる時間がまちまちでした。保険をかけるのをやめて、起きたい時間の目覚まし時計1つだけにしてからは、徐々に目覚ましが鳴った瞬間に目が覚めるように変わったのです。スヌーズ機能も使わなければ、今が何時なのかもちゃんとわかるそう。
Wienertさんの方法のおかげで「毎朝きちんと決まった時間に目が覚めるようになり、結果的に一日をもっと元気に過ごせるようになった」とのこと。起きられるか心配でいくつも目覚まし時計を使っているという人は、そんな保険をかけるのはやめて、明日から目覚まし時計1つで勝負してみませんか?
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