中央図書館で開催中の「ダウン症の書家 金澤翔子書作展」はもうご覧になりましたか。その関連イベントとして、翔子さんのお母さん金澤泰子さんの講演会「ダウン症の娘と共に生きて」が中央図書館で開催されました。
ご自身も書家の泰子さんは「翔子の書に多くの方が涙を流して感動してくださる。50年以上やっている私の書に涙を流してくれた人は1人もいなのにどうしてだろう」と、翔子さんとの27年の日々を振り返りました。
生後50日でダウン症を告知され、その時は、希望がないと思い込んで苦しんだこと、隠すように育てた時期もあったこと、でも、27年たって「今、私たちはとても幸せ。翔子には、思うことがことごとく叶う不思議な力があるんです」と泰子さん。「闇の中にこそ光がある」が信条だと言います。
講演会の最後には翔子さんも登壇し大好きな踊りを披露。料理と掃除が得意で、歌手で俳優の小池徹平さんの大ファンという翔子さんです。この純粋な魂が、力強く心揺さぶる書を生み出すのでしょうか。
最後には、翔子さんの提案で、会場いっぱいの参加者と一緒に万歳をし、拍手喝采で講演会を終えました。
講演会の後、書作展の会場にやってきた翔子さん。長岡まつり大花火大会の成功を祈って揮毫した「長岡大花火」の書の前で、「一緒に写真を撮ろう!」と自分から声を掛けて来場のみなさんと記念撮影。
書作展は10月14日(日)まで開催しています(9日は休館日)。4日(木)午後には、もう一度翔子さん本人が来館の予定。書作展の様子は9月23日のブログをご覧ください。
見る人の心をつかむ数々の作品を、お見逃し無く。
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もっと早く知りたかった
そうすれば、都合をつけて講演会にも行ったのに…
ALBY
2012年10月4日 5:10 PM