高速道路を逆走してしまった人の大半は高齢者――。この2年間に起きた高速道路での逆走447件を調べたところ、65歳以上の高齢ドライバーが約7割を占めることがわかった。警察庁が28日、発表した。
警察庁は逆走事故の多発を受け、事故にならなかった事例も含めて2010年9月から今年8月までの447件を分析。このうち死傷事故は38件で、物損事故は40件だった。
運転手の年齢別では、全体の68%にあたる302件が、65歳以上の高齢ドライバーだった。このうち、認知症であることが確認されたり、疑われたりしたケースが53%の159件あった。車両の多くは乗用車だったが、バスや大型トラック、バイクや自転車もあったという。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2012092803970.html










