28日朝、加茂市の畑でくり拾いをしていた84歳の女性が熊に襲われ顔に大けがをしました。
ことしは熊のえさのブナの実が不足して、えさを求めて人里への出没が特に多くなるおそれがあり、警察などが警戒を呼びかけています。
28日午前7時すぎ、加茂市下高柳の畑で、1人でくり拾いをしていた近くに住む84歳の女性が熊に襲われてけがをしたと消防に通報がありました。
女性は熊に顔をひっかかれ、命に別状はないということですが鼻や口に深い傷を負い重傷で病院で手当てを受けています。
女性を襲った熊は、そのまま逃げ、加茂市が周辺を捜索するとともに住民に警戒を呼びかけています。新潟県によりますと、9月に入ってから27日までに県内で65回、熊の出没が確認されていて、先週も魚沼市で農作業をしていた83歳の男性が襲われ、腕に軽いけがをしています。
ことしの秋は山や森で熊のえさのブナの実が不足して、えさを求めて熊が人里に出没することが多くなると予想され、警戒が必要です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035352601.html