長岡市の国営越後丘陵公園南側にある里山フィールドミュージアムで、自然界では非常に珍しい白花ツリフネソウが見ごろを迎えている＝写真。
ツリフネソウは里山の秋を代表する一年草で、帆掛け船をつり下げたような長さ３～４センチの花をつけるのが特徴。本来は赤紫色だが、３年前に同園の田所清さん（６４）が、突然変異で発生した色素のない個体を発見。種を採取し、株を増やしてきた。現在は園内の１０アールに約２０００株の群落を形成。清楚（せいそ）な白さが秋の里山を彩っている。
同園によると、白花ツリフネソウを群落で見られるのは全国でもまれだという。田所さんは「もっと株数を増やして公園の秋の顔にしたい」と話した。１０月上旬まで楽しめる。
入園料は大人４００円、小・中学生８０円、６５歳以上２００円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120925-00000159-mailo-l15
