小千谷市が非核平和都市宣言から今年で20周年になるのを記念した講演会が13日、同市の市民会館で開かれた。今夏の広島平和記念式典に参加した市内中学生の体験発表会などがあり、改めて核兵器の恐ろしさや命の貴さを考えた。
同市では92年に非核平和都市宣言を市議会で議決して以来、毎年中学生を広島に派遣している。この日は広島平和記念式典に参加した中学生5人が体験発表し、現地での平和学習などを報告した。
その後、広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長が記念講演し、「原爆を経験した日本は、核兵器廃絶のリーダーになれる国だ。そのために何ができるかを真剣に考えてほしい」と話した。
市民会館1階では原爆記録パネル展が18日まで開催され、平和の大切さを訴えている。入場は無料。
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