ポリオ(小児まひ)の定期接種が9月1日、口から飲む従来の生ワクチンから、皮下注射で接種する不活化ワクチンに切り替わる。不活化ワクチンは毒性をなくしたウイルスから作製し、生ワクチンより副作用の危険が少ないが、生ワクチンの2回より多い4回の接種が必要になる。
9月から導入される不活化ワクチンは、ポリオだけに効果のある単独ワクチン。集団接種はほとんどなくなり、医療機関での個別接種が主流になるため、厚生労働省は生後3~12カ月に初回接種を呼びかけている。ジフテリアや百日ぜき、破傷風にも有効な4種混合ワクチンの導入は11月になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120831-00000056-mai-soci