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拉致被害者救出へ県民大集会 パネルディスカッション 新潟

□安倍「圧力対話 私の確信」/西岡「一人残っても駄目」

北朝鮮が日本人拉致を認めてから来月で10年になるのを前に、拉致問題の解決に向け、新潟市民芸術文化会館(中央区)で25日に開かれた「県民大集会」。パネルディスカッションでは拉致被害者の救出に向けて活発な議論が交わされたほか、登壇した被害者の家族らが支援を訴えた。集まった約2200人の市民も早期解決に向け思いを一つにした。

櫻井 日本国民が他国の政府に拉致され、解決できないとしたら日本は国家ではありえない。これから先、何をすべきか。

安倍 圧力をかけた上での対話しか方法はない。これは私の確信。1993年に国会議員に当選し、北朝鮮との交渉にかかわってきたが、残念ながら北朝鮮は約束を守ることが1回もない。自分たちが言っていたことは間違っていたと認めさせなければ拉致問題は解決しない。

平沼 行き着くところは憲法を改めなければ駄目なのではないか。軍国主義になる必要はないが、この国の安全と平和を自らの力で担保できる態勢が必要だ。

櫻井 日本国の柱が必要という指摘はその通り。

中山 領土を守れない国が国際社会の中で消滅することはこれまでの経験で思い知らされている。日本政府は自分たちの国民を何としても救出するんだという一点に絞って行動しなければならない。

安倍 戦いを進める上で、アメリカの力は大きい。今まで一番効いたのは北朝鮮の口座凍結。もう一度日米が連携して金融制裁を発動し、テロ国家の指定解除が間違いだったと理解してもらうことが大切だ。

中山 政府がしなければならないことは山ほどある。拉致被害の認定の範囲を少し緩め、拉致された可能性がある(特定失踪者の)方々の救出も役割の一つ。

西岡 (拉致問題の解決は)全ての被害者を取り戻す以外は認められない。一人でも残っては駄目なんです。10年たって身代金をとれない向こうも苦しい。日本全国の皆さんが後押しをしてほしい。

安倍 金正恩氏(第1書記)にこのままいけば北朝鮮は崩壊する、思い切って判断すれば北朝鮮を救う英雄になるというメッセージを出すことだろう。(敬称略)

■パネルディスカッション出席者は次の通り。

櫻井よしこ国際ジャーナリスト▽安倍晋三元首相▽平沼赳夫拉致議連会長▽中山恭子元拉致問題担当相▽西岡力救う会会長(発言順)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120828-00000051-san-l15

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