県内で発生した交通事故による今年上半期(1~6月)の死亡者が36人と昭和32(1957)年上半期の33人以来、55年ぶりに30人台となった。前年同期より22人少ない。1月の死亡者が0人だったのが功を奏した。過去3年平均の53人を大幅に下回っており、年間100人以下も視野に入る。
交通事故に巻き込まれる可能性が高いとされる65歳以上の高齢者が21人で、全体の58%を占めたが、前年同期より15人少なく、県警が中心となって県全体で取り組む高齢者啓発活動の効果が出ている形だ。
高齢者の年齢別の内訳は65~74歳が6人、75歳以上が15人。死亡した高齢者の事故状況別では「歩行中」と「自動車運転・同乗中」がそれぞれ9人で最も多かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120826-00000024-san-l15