まるで溶鉱炉のようになった車内を涼しくするハックとして、以前ライフハッカー読者から寄せられたコメントは非常に参考になるものでした。
乗る前にアシスト側の窓を開けて、ドライバ側のドアを勢い良く数回開け閉めする。
車内の熱気が排出されるので、すぐに涼しくなります。
私は屋根が開くクルマが大好きです。これまで所有してきた3台のクルマのうち2台がオープンカーでした。
屋根を開けて走っている時の爽快感は、何物にも代えられません。こんな気持ち良くて、楽しい乗り物に乗らないのは、人生のいくらか損をしていると思うほどです。ただしその分、夏場の車内は苦行と思えるほどの熱さを味わうことになります。屋根が幌であればなおさらです。
こんな状況でクルマと長年付き合っているので、カーエアコンをどう使うと効果的か試行錯誤して来ました。これまで試行錯誤して来た結果で、意外に効果があり、知られていないコトをご紹介します。
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■素早く涼を得るコツ
暑い車内で素早く涼を得るには、エアコンの吹き出し口のフラップを顔の方に向けて調整して、直接、冷風があたるようにします。すると、いつもよりも早く涼しくなったような気分になれます。
ある程度、落ち着いたらフラップを再調整して、冷気が車内を循環するようにします。この方法は、長距離運転時の眠気冷ましにも効果があります。
■長距離ドライブで眠くならないために
この時期は暑いので、車内を冷やす為にエアコンの設定を車内循環している方も多いと思います。こうしていると、車内の二酸化炭素が増えて眠気の原因となります。
近場の移動であれば問題ありませんが、長距離を運転する時には、事故の原因になるので、時々、エアコンの設定を外気取り込みにして、車内を換気するように心がけて下さい。
■燃費とエアコンの関係
燃費を気にして、エアコンの温度を28℃など、高めに設定している方がいるかもしれません。クルマのエアコンの冷却能力は常に一定で、暖かい空気を混合して、設定された温度に調整しています。ですから、設定温度は、それほど燃費に影響しません。
暑いのを我慢して運転を続けるのは集中力を低下させ、事故の原因につながります。エアコンを使って涼しくなったらオフにして、窓を開けて走行する方が燃費には効果があります。
いかがでしょうか?
いずれも意外に効果があります。実践したことがなければ、まだまだ暑い日は続くので、移動中の車内で試してみて下さい。
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/life/lifehacker_25656.html