新潟市は２０日、新潟交通のＩＣカード乗車券「りゅーと」を活用して６５歳以上の市民を対象にバス運賃を半額にする社会実験「シニア半わりモニター」を募集すると発表した。りゅーとが利用できる市内のほぼ全路線で運賃が半額になる。モニターの募集人数は５００人で、今月２７日から募集を開始する。
篠田昭市長は２０日の記者会見で、「外出状況や公共交通への意識の変化などを把握し、今後の高齢者施策の参考にしたい」と述べた。期間は１０月から来年３月の半年間で、３カ月コースと６カ月コースの２コース。参加費は３カ月が１５００円、６カ月が３０００円。市のホームページや各区役所、新潟交通の営業所などに置かれた所定の用紙での申し込みが必要で、締め切りは９月１０日。問い合わせは市都市交通政策課（０２５・２２６・２７２３）。
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