民主党の前原誠司政調会長は18日午前、読売テレビの番組に出演し、香港の活動家による沖縄・尖閣諸島上陸事件の様子を撮影した海上保安庁のビデオについて「国民にしっかりと事実を知らせるためには、公開すべきだ」と述べた。
前原氏は平成22年の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ流出に関し「訴訟中だったので証拠物件としてビデオを公開しなかった」とする一方、今回の事件については「もう(活動家ら7人を)強制送還したわけなので、ビデオ公開に支障はない」と強調した。
藤村修官房長官は17日の記者会見で「規制や逮捕の手法が明らかになり、今後の領海警備に支障が生じる可能性が高く、今の時点では公開しない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120818-00000511-san-pol