柏崎刈羽原発7号機の主排気筒で、放射性物質濃度を測定するための配管の周囲にすき間があった問題で、東京電力は10日、すき間から配管に空気が流入して排気が薄まったため、放射能濃度を過小評価していたと発表した。正しい値は従来の測定値の約1・6倍とみられる。ただ、点検で異常がなかった08年7月以降、放出されていた放射性ヨウ素やトリチウムの濃度測定結果は国の基準の10万分の1~1億分の1程度で、1・6倍しても基準に触れるおそれはないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120811-00000100-mailo-l15