新潟市は7月1日、配偶者などからのドメスティックバイオレンス(DV)の相談業務を専門でする「配偶者暴力相談支援センター」を開設する。県内の市町村では初めての設置となる。電話相談や面談などができる。
同市に寄せられるDVに関する相談は11年度は、09年度に比べて207件増の591件と急増した。これまで、東、中央、秋葉の各区役所の女性相談員らが対応してきたが、相談窓口を明確にするとともに、関係機関との連携の強化を図って、総合的な支援をする。
専任職員2人と相談員3人を配置。裁判所に保護命令を申し立てるための証明の発行や、生活保護の加入などについてアドバイスもする。
開設時間は平日午前9時~午後5時。電話相談については火、木、金曜は午後8時まで延長して実施する。所在地は相談者の安全確保のため非公開。
相談専用電話は(025・226・1065)で、7月1日が日曜のため、実際の業務は2日からとなる。
問い合わせは市男女共同参画課(025・226・1058)。
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