最近、林野火災が増加傾向にあります。そこで、今回は林野火災の防止について、お知らせします。
林野火災の大部分は、皆さん一人ひとりの注意で防ぐことができます。
貴重な人命や財産を林野火災から守るため、林野での火気の取り扱いには十分注意しましょう。
◆ 林野火災の特徴
林野火災は、市街地での火災とは異なり、いったん発生すると、消防水利の不 足や道路状況などの地理的、地形的な条件から消防活動が非常に困難なため、焼 損面積が広範囲に及ぶ危険性が高くなります。
貴重な環境資源である森林は、一度焼失すると再生するまでに長期の歳月を要 します。またそれだけではなく、森林の喪失は、保水能力の低下を招き、台風や 集中豪雨などの大雨により土砂崩れなどの自然災害を誘発するなど、大きな災害 が発生するおそれがあります。
◆ 出火の原因
出火原因は、「たき火」「たばこ」「火入れ」などの火気の取り扱いの不注意 や不始末によるものが原因の半分以上を占めています。 林野火災の原因については、例えば昭和30年代以前は、「林内作業の失火」 「炭焼きの失火」「火入れ」等が多かったのですが、近年は、アウトドアブーム の影響もあり、入山者の増加によるものに推移してきています。
◆ 林野火災を防止するためには
林野火災を起こさないためには、山に入っても火を使わないことを心がけてく ださい。
以上
NPO法人 住民安全ネットワークジャパン 特派員チームより
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