愛鳥週間(10~16日)に合わせた「第66回全国野鳥保護のつどい」(環境省、日本鳥類保護連盟など主催)が13日、長岡市内のホテルで常陸宮ご夫妻を迎えて開かれた。式典には関係者ら約200人が出席。同連盟総裁の常陸宮殿下は、36年ぶりの放鳥トキのひな誕生に触れ「全国の人々が強く手を携え、鳥と人との共生が進むことを希望します」とあいさつした。
式典では、野生生物の保護に貢献した24個人・団体が表彰された。県内からは、長岡市でのサギの集団営巣や鳥類分布研究で日本鳥類保護連盟総裁賞に輝いた渡辺央(ひさし)さんや、佐渡市でトキのすめる環境づくりに尽力し林野庁長官感謝状を受賞したNPO法人「トキどき応援団」などに賞状が渡された。
その後、松之山こども野鳥の会(十日町市)の活動発表や、夏戸ささりんどう子供会(長岡市)によるアトラクションがあった。
表彰されたその他の県内関係者は次の通り。(敬称略)
環境大臣賞=井口忠、県野鳥愛護会▽林野庁長官感謝状=長岡市立寺泊小▽日本鳥類保護連盟会長賞=中嶋公(ただし)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000098-mailo-l15