わざわざ店舗に行かなくても自宅で手軽に購入できるインターネットショッピング。昨年10月に社団法人日本通信販売協会が20~50代の男女2000名を対象に行った調査によると、インターネット通販を月に1度以上利用しているユーザーは81.2%にものぼっている。しかし、利用者数増加につれてトラブルも起こっている。
携帯電話でも購入が可能なことから中高生の利用も増えているネット通販。同センターにも若年層の相談が寄せられているといい、「ネットショップでコートとブーツを購入したがサイズが合わなかった」「健康食品の無料サンプルを注文したところ、サンプルが届いた約2週間後、注文もしていないのに1ヶ月分の健康食品が届いた。後になって確認したら、サンプル到着後10日以内に申し出をしないと自動的に定期購入となってしまうことが分かった」という相談事例があったという。
同センターは「通信販売にはクーリング・オフ制度がありません。返品は各々で決められた返品ルールに従った上で可能ですが、返品不可の表示がある場合は基本的に返品できないため注意が必要です」と、慎重な利用を呼び掛けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000342-oric-ind