桜の新名所をつくろうと、長岡市寺泊の土砂採取跡地で13日、桜の植樹祭が開かれた。寺泊地区に草花の栽培施設を持つ生花卸売業「中越」(三条市)が地域貢献の一環として計画。この日は地元の市立大河津小学校の児童約210人が苗木を植え、成長を祈った。
同社は10年、国道116号沿いにある土砂採取跡地66ヘクタールを取得。自然環境の修復・保全活動に取り組み、桜をメーンにした観光施設「寺泊いやしの郷(さと)」の整備を進めてきた。
植樹祭には、森民夫市長ら関係者約50人が参加。同小児童が桜の苗木にスコップで土をかけた。今年は八重桜2000本、しだれ桜500本を植樹。今後10年間で20種、3万本以上を植える予定だ。
石丸孝行社長は「地域と一緒に新しい産業をつくり、日本一の桜の名所にしたい」と意気込みを語った。15年のオープンを目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120414-00000067-mailo-l15