[ カテゴリー:医療 ]

疲れがたまっていませんか? 疲労が6ヶ月以上続くなら慢性疲労症候群(CFS)かも

慢性的に疲れが溜まって「休みが欲しいなぁ」とため息をついているあなた! 慢性疲労症候群ではないですか? 慢性疲労症候群は単なる慢性的な疲れではなく、治療が必要な重度の疲労病です。2011年10月の時点でも、医師にも病気の実態が知られていないのが現状。疲労大国日本での就労人口の約0.3%、24万人程度がその予備軍だと言われています。

 

慢性疲労症候群について多くの研究がされていますが、残念ながら詳細はまだ不明で、いろいろな要因が相互に関わっていると考えられています。身体と精神の両方に原因があり、現在の研究では「ウイルス」と「ストレス」だとされています。

その理由としては、遺伝的な背景に加え、ストレスがかかると神経系・内分泌系に影響が及び、さらに免疫の重要な働きをするナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性が下がり、体内におとなしく潜伏していたウイルスが暴れだす(再活性化)ことが挙げられます。ウイルスをたたこうとサイトカインといわれる免疫物質がつくられ、それによって脳や神経細胞までもダメージを受けて疲労感が続きます。言ってみれば、ストレスが引き金となって脳にダメージを及ぼす疾患です。

ストレスとウイルス以外で考えられる原因は、「アレルギー」や「ホルモン異常」などと言われています。

■「アレルギー」

いくつかの研究によって、慢性疲労症候群患者は健康な人に比べて、アレルギーの病歴を持つ場合が多いことがわかっています。患者の約65%が過去にアレルギーを起こしているとのこと。アレルギーが唯一の原因ではないのですが、アレルギー症状が出ているときには注意が必要かもしれません。

■「ホルモン異常」

ストレスは、視床下部~下垂体~副腎系(HPA系)を活性化し、コルチゾール等のホルモンの放出を促進(増加)させます。慢性疲労症候群の人は健康な人に比べ、コルチゾールレベルが低下していることが明らかとなっており、これらのホルモン異常が原因の一つとみられています。

発症時の年齢は、20代半ばから30代半ばまでがもっとも多く、10代も含め働き盛りの世代に増えているそうです。慢性疲労症候群はストレスと結びつきが強い病気なので、治療は精神疾患との関わりをみて進めます。慢性疲労症候群にかかったことで精神的に落ち込み、二次的にうつ症状を引き起こすこともあるようです。

精神疾患が認められない場合には、漢方薬とビタミン剤の処方が治療の柱となります。ビタミンB12、ビタミンC、補中益気湯などがおもに処方されるもの。ビタミンCは、一日に健康な人に必要とされる10倍の量を処方します。二次的にうつ状態や神経症などの精神疾患をともなう場合は、SSRIなどの抗うつ薬やカウンセリングを行うこともあります。

この対処法は「睡眠」です。疲労は脳の疲れでもあるので、3~4時間の睡眠時間が半年続くと危ないです。最低でも毎日5時間の睡眠時間を確保できると予防につながります。毎日5時間が無理なら、週に1~2日はぐっすり眠ったほうが安心できるでしょう。

慢性的に疲れているのが当たり前のように考えられているのが日本の現状です。治療が必要なほどになる前に、ストレス発散をしたいですね。

http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/life/lifehacker_22536.html

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