春眠暁を覚えず。夜どんなに寝ていても、暖かくなってくると、昼間もついデスクでうとうとしてしまいます…。こんな睡魔にはどう対処したらよいんでしょうか? 快眠セラピストの三橋美穂さんに聞いてきました!
「もし可能なら15~20分くらい昼寝することをお勧めします。体内時計のリズムは半日周期なので、午後2時くらいにはどなたでも弱い眠気の波が来るのです。ただし、20分以上眠ると、深い眠りに入ってしまい、起きるのがつらくなってしまうので、あくまでも短時間にとどめることがポイント。仕事の都合上、午後2時頃に昼寝することが難しい場合は、お昼休みに15分ほど昼寝するとよいでしょう」(三橋美穂さん)
でも、昼寝は心地よくて、15分どころか1時間以上眠ってしまいそうです。どうすれば短時間でスッキリ起きられるのでしょうか? 三橋さんから教わったコツをまとめました!
■椅子に座って眠る
長く眠りすぎないためには、姿勢を起こしておける場所で眠るのがベスト。体を倒すなら後ろではなく、前へうつぶせになって眠ったほうが起きやすいそう。体を後ろに倒してしまうと血圧が下がり、目覚めにくくなるので注意。
■締め付けをゆるめて眠る
ベルトをゆるめ、時計は外し、靴は脱いでリラックス。そのほうが早く睡眠に入れて、そのぶんスッキリ起きられるそうです。
■昼寝の直前、カフェインを摂取する
コーヒーやお茶など、カフェインを含んだドリンクを直前に飲むとよい。カフェインの覚醒効果は30分後くらいに表れるため、ちょうど昼寝から目覚めるべきタイミングで覚醒しやすくなり、スッキリ起きられるそう。
■目覚めたら軽くエクササイズ
耳の上部を上に、中央を横に、耳たぶを下に引っ張りましょう。また、親指とひとさし指を使って、左右の目頭にあるツボを押しましょう。目覚めがスッキリするそうです。
それでも起きるのが困難な場合、お昼寝用のグッズに頼るのもアリ? 昼寝に最適なグッズを教えてください。
「『お昼寝のための音楽』というCDがあるのですが、これは20分で起きられるように、最後の5分くらいから曲調が早くなっていく仕掛けになっています。睡眠に入るところは心地よい音なのですが、15分後から次第にアップテンポになっていくので、これを聴きながら眠ると起きやすいですよ」(同)
音楽の力まで借りたら、スッキリ起きられそうですね。まずはコーヒーを飲んでから、ひと休みしてきます!(笑)
http://news.goo.ne.jp/article/r25/life/medical/r25-20120411-00023414.html