1日にオープンしたシティホールプラザ「アオーレ長岡」(新潟県長岡市大手通)の1階に、市内の障害者施設5団体が共同で「福祉のカフェりらん」を開店した。連日、大勢の客でにぎわっている。
同店は、野いちご工房▽はあとぽっぽ▽ワークセンターざおう▽みのわの里工房こしじ▽ラポート陽だまり~の5施設が月~金曜に日替わりで午前11時半から午後1時半まで、2時間オープン。商品は各施設が作るパンとケーキ、クッキーなどのお菓子で、店内ではコーヒーも楽しめる。
各曜日とも接客は担当施設のスタッフと障害者、ボランティアらが行っており、市民と笑顔で交流する姿も。売り上げの一部は障害者の収入になり、障害者の社会参加や自立支援に貢献している。
長岡市社会福祉協議会によると、「りらん」という店名は小説「獣の奏者」(上橋菜穂子著)に出てくる造語で、「光」の意味があるとか。関係者で店名を相談している際、小説を愛読している障害者の1人が提案し、ユニークでいい名前だとして採用が決まったという。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120405/ngt12040519540006-n1.htm