14日はホワイトデー。百貨店やスーパーなどの特設売り場にはクッキーやチョコレートなどの洋菓子が所狭しと並ぶ。定番のお返しもいいが、ひと味違う贈り物をしたいなら、この時期だけの限定商品や手作りの菓子がお薦めだ。
せっけん製造の藍色工房(香川県三木町)は、和三盆を配合したせっけん「ふわり」を、ホワイトデーの限定パッケージで売り出す。和三盆がスイーツを連想させ、女性に人気の商品だけに、「何を贈ろうか迷う人にぴったり」と同社。まとめ買い用に20個までのセットを送料無料とした。
手作り派のニーズも高まる一方。菓子の材料を取り扱うクオカショップ高松(高松市)によると、熱心に品定めする男性や「友チョコ」のお返しを用意する女性らの姿が目立ち、昨年以上の売り上げを見込む。10、11の両日開いたホワイトチョコ作りの教室は予想を上回る人気ぶりで、急きょ回数を増やした。
男性対象のパウンドケーキの講習会を初めて9、10の両日開いた高松天満屋(同)も「“スイーツ男子”ら約20人が集まり盛況だった」と振り返る。
既製品も組み合わせ次第でオリジナルギフトになる。高松三越(同)は、ハンカチやタオルに、キャンディーや缶バッジなどのグッズを一緒に贈るプランを打ち出した。同店は「価格は千円程度からと手頃。見た目のかわいらしさを重視する女性に喜ばれるはず」とPRしている。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/trend/20120311000111