今年１月２３～２９日の週に全国約５０００の医療機関に報告されたインフルエンザの患者数が１医療機関あたり３５・９５人となり、今シーズン初めて警報レベルを超えたことが３日、厚生労働省の統計でわかった。
前週の２２・７３人から大幅に増えており、昨シーズンのピークの３１・８８人も上回った。
推計患者数は約１７３万人で、約１１１万人だった前週から５割以上増えた。検出されているウイルスの約９割はＡ香港型で、過去４シーズンは本格的な流行がなかったため、多くが免疫を持たないとみられる子供の感染が目立っている。
年代別では、５～９歳が約５０万人、１０～１４歳が約３３万人、０～４歳が約２６万人と、１４歳以下が６割以上を占めている。都道府県別で１医療機関あたりの患者数が多かったのは、福井（７４・８８人）や高知（６６・６９人）、愛知（６０・４８人）など。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20120203-567-OYT1T00594.html
