除雪中の事故など、雪関連の死傷者数が今季101人に上っていることが25日、県のまとめで分かった。内訳は死者8人、重傷者34人、軽傷者59人。除雪作業中の事故によるものが最も多く、65歳以上の高齢者が半数近くを占めている。
統計は24日午後3時現在。県によると、原因別の内訳は、屋根の雪下ろしなど除雪作業によるものが73人と全体の7割を占め、次いで除雪機事故18人▽側溝などへの転落5人▽屋根からの雪落下が4人▽その他1人--となった。
また、101人のうち、65歳以上の高齢者は45人と多く、死者8人の中でも6人いる。県は、除雪などの作業をする際、2人以上で行うようにしたり、悪天候時や夜間は控えヘルメットをするよう呼びかけている。
一方、その他の1人は、積もった雪で車の排気口がふさがれ、車内にいた男性(29)が一酸化炭素中毒で死亡したケースといい、新潟市消防局などは、車の排気口周辺の雪を取り除いておくよう呼びかけている。
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