任期満了に伴う出雲崎町長選は17日告示され、現職で無所属の小林則幸氏(78)のほかに立候補の届け出がなく、小林氏が県内の現職市町村長で最多の7選を果たした。
小林氏は「多選の弊害が無いよう肝に銘じている。経験を生かし、身を粉にして全力を上げる」とした。
東日本大震災や東京電力福島第1原発事故を受け「減災、防災のために、防災無線や避難経路の確保などセーフティーネットを構築したい」と話す。人口減を食い止めるため、若者を呼び込む施策の拡充も掲げる。
同町は東電柏崎刈羽原発から20キロ圏内。小林氏は「将来的には原発依存は下がるだろうが、即廃炉は大反対。福島の事故の徹底的な原因究明をし、多重の防護策をすればまず安全」としている。
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