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除雪中の事故には十分注意しましょう(小千谷)

本格的な降雪期に入り、除雪作業の機会が多くなります。
屋根の雪下ろしなど、除雪中の事故は重大事故につながります。雪下ろしなどの除雪作業を行なう際は、下記のことに十分注意して行なってください。

屋根の雪下ろしの注意事項

屋根の雪下ろし3つの用心

■用心その1/
スノーダンプの取り扱いにご用心!バランスを崩さないように、小回りのきく、小さいものを使いましょう。

■用心その2/
除雪済みの硬い地面にご用心!転落による重大事故は、除雪済みの硬いところに頭を打ち付ける場合が多いので、地面の雪のたまり具合を確かめましょう。

■用心その3/
高齢者は経験と体力の過信にご用心!若い時の記憶と体力の感覚は、現在と違うので注意しましょう。

屋根の雪下ろし7つの注意

1. 作業を開始する前に/
・ 作業を開始する前に、段取り(方法、順序、雪捨て場)を確認しましょう。
・ 強風や大雪などの悪天候時には作業を控えましょう。
・ 暖かい日の作業は、屋根が滑りやすく危険です。できれば曇り空で、雪が固い午前中が適しています。

2. 体調の管理/
・ 作業中はもちろんのこと、作業後の健康管理にも注意しましょう。
・ お酒を飲んでの作業は絶対にやめましょう。
・ 作業を行う際には、暖かい服装で、休憩時間を確保しながら行いましょう。また、疲労時や寝不足時には無理な作業を控え、心臓などへの負担を避けるようにしましょう。

3. 安全な服装・命綱の使用・使いやすい除雪道具/
・ 雪下ろしのときには、命綱の使用や保護帽(ヘルメットなど)の着用、長靴にすべり止め(荒縄の着用)やかんじきの装着など、安全管理を徹底しましょう。また、軽くて使いやすい除雪道具を使用しましょう。

4. はしごの固定、足場の確保/
・ はしごの転倒を防ぐため、はしごの足元はしっかり固定するとともに、上部も安定させるようにしましょう。
・ 足場をしっかり確保して、雪は20センチメートルほど少し残して下ろすようにしましょう。(下ろしすぎるとすべりやすくなります)

5. ひとりで作業をしない/
・ 雪下ろしを行うときは、明るい時間帯に2人以上で行い、作業中は声を掛け合うなど、お互いに見守るようにしましょう。
・ やむを得ず1人で作業をする場合は、家族やご近所に声をかけ、時々様子を見てもらいましょう。

6. 無理をしない/
・ 雪止めのない屋根や自然落下式(落雪式)などの屋根には上がらないようにしましょう。
・ 無理な体勢での作業は危険です。また、雪止めより先では作業をしないようにし、屋根の先端に近い部分の作業は特に注意しましょう。

7. 落雪にも注意/
・ 雪下ろしをするときには、屋根の下の通行人(特に高齢者や子ども)に十分注意しながら行いましょう。
・地上での作業では屋根からの落雪に十分注意しましょう。

除雪機運転中の注意事項

1.雪詰まりを除去するときはエンジンを止めて/
・除雪機を運転中の重大事故は、雪詰まりを除去するときにロータリーに巻き込まれて発生しています。雪詰まりを除去するときは必ずエンジンを止めてください。

2.バックするときは気をつけて/
・除雪機をバックさせているときに転倒し、除雪車にひかれる事故も多く発生しています。バック時の事故防止機能を過信せず、足元に十分注意して作業を行ってください。

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