【ロンドン共同】豊富な種類のビールやウイスキーで知られる英国で、酒の値段が安すぎることが社会問題化している。肝臓病や若年層の違法飲酒の原因になっているとの指摘が専門家から相次ぎ、政府も規制検討に乗り出した。
大手安売りスーパーでは、約300ミリリットル入りラガービールが50ペンス(約60円)を下回るセールがある。
飲酒による疾病研究の専門家は、飲酒が国家医療制度(NHS)にとって、年間30億ポンド(約3600億円)の負担となっており、肝臓疾患などによって今後20年間に25万人が死亡すると警告する。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010901001393.html