早いもので今年も残りわずかとなりました。皆さんは新年を迎える準備は万全ですか?正月といえばやっぱりおせち!おせちは季節の変わり目の大切な日を祝う行事の時に捧げる、神様へのお供え料理という意味の「御節供」を省略したものです。料理自体に一年の豊かな実りや家族安泰、子孫繁栄など様々な願いが込められています。市販のものもいいですが、何品かでも思いを込めた手作りのおせちを用意して新年を迎えてみてはいかがですか?
「伊達巻」
ちょうどよい甘さの伊達巻です。ハンドミキサーやジューサーがあれば簡単に作れます。
「伊達」の由来は華やかさや派手さを表す言葉で伊達政宗の派手好きに由来することの他、諸説ある。見た目の豪華さで定番となる。巻き物(書物)に似た形から、知識が増えることを願う縁起物。
◇材料(27×20cm角型1台分)
はんぺん | 1枚 |
卵 | 5個 |
●砂糖 | 大さじ5 |
●酒 | 大さじ1 |
●みりん | 大さじ3 |
●薄口しょうゆ | 小さじ1/3 |
●和風だしの素 | 少々 |
◇作り方
1.型にオーブンシートを敷く。オーブンを180℃に予熱する(生地ができたらすぐ焼けるように時間を調整してください)。
2.はんぺんをなるべく小さくちぎってボールに入れ、ハンドミキサーで細かくする。調味料●を加えて混ぜ、卵を1つずつ割り入れ、そのつどハンドミキサーでよく混ぜていく。全体がどろっとして均一になったら型に流し入れる。
3.180℃で15分、その後170℃で10分焼く(途中焦げそうであればアルミホイルをかぶせてください)。
4.巻きすを水で湿らせ、タオルで拭いておく。焼き上がったら型の上にかぶせ、型を押さえながらひっくり返す。
5.型とオーブンシートをはずし、生地の表面に包丁で浅く切り込みを入れる。
6.熱いうちにきつめに巻く。巻き終わりを下にして全体をラップに包む。両端を輪ゴムで留めて冷ます。
「たたきごぼう」
米のとぎ汁でゆでるとごぼうの泥臭さが抜けて食べやすくなります。
ごぼうが地中に深く根を張るところから、細く長くしっかりと暮らせますようにという意味があります。又、たたきごぼうの形が豊作の時に飛んでくる瑞鳥に似ているから豊作を願うという意味もあるそうです。
◇材料(2人分)
ごぼう | 120g |
だし汁 | 1/2カップ |
●砂糖 | 小さじ1 |
●しょうゆ | 大さじ1/2 |
●みりん | 大さじ1/2 |
○すりごま | 大さじ3 |
○砂糖 | 大さじ2 |
○酢 | 大さじ1 |
○しょうゆ | 大さじ1/2 |
◇作り方
1.ごぼうは皮をこそげて水洗いし、5cm長さに切って、太いところは縦2つ割にする。米のとぎ汁(分量外)でゆでてざるに取る。
2.鍋にだし汁、調味料●、ごぼうを入れ、汁気がなくなるまで煮る。
3.調味料○を混ぜたところに2を入れ、からめれば出来上がり。
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