インフルエンザ定点医療機関(全国約5000か所)当たりの患者報告数が、12-18日の週は1.98で、前週(1.11)の約1.8倍に増えたことが26日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。増加は9週連続。また、今シーズン初めて、警報レベル(30が基準値)を超える保健所地域があった。
警報レベルを超えたのは、愛知県2か所、宮城県1か所の計3か所。注意報レベル(10が基準値)を超えた地域は28か所(宮城県と愛知県が共に9、三重県3、北海道、長野県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県が各1)で、前週から16か所増えた。
定点当たり報告数を都道府県別に見ると、40都道府県で前週よりも増加。最多の宮城が18.20で突出しており、以下は愛知(10.28)、三重(9.71)、岡山(5.17)、愛媛(4.43)などの順だった。
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