ノロウイルスは人の腸の細胞で増殖するウイルスで、わずか10~100個程度の摂取で感染すると言われています。手指や食品などを介して口から入り約1~2日後におう吐や下痢、腹痛などの胃腸炎症状を起こします。ノロウイルスによる食中毒は一年を通じて発生していますが、特に冬季に流行します。
ノロウイルスには特効薬やワクチンがないだけに、予防に努めることが重要になります。
予防ポイント
手洗い
石けんを使ってよく洗い、流水で十分に流しましょう。2度洗いが効果的です。
十分な加熱
食品の中心部まで85℃、1分以上加熱しましょう。
健康管理
下痢やおう吐等、胃腸炎症状があるときは直接食品に触れないようにしましょう。
おう吐物の処理
窓を開けて喚起をよくし、手袋・マスクを着用し処理をしましょう。
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