真珠湾攻撃からこの日でちょうど70年。この戦いを指揮した長岡出身の山本五十六を描いた映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六-太平洋戦争70年目の真実-」の特別試写会が行われました。
会場となったT・ジョイ長岡は、抽選に当たった人や関係者などで満員。
東京の試写会会場ではキャスト18人、監督、脚本家の総勢20人が舞台あいさつ。長岡会場にも生中継されました。
もちろん五十六役の役所広司さんも。「五十六さんをはじめ、国を守るために命を懸けて戦った人たちが描いた心豊かな日本になっているだろうかと、映画を見て感じました。昭和史にもう一度しっかりと向き合って、頑張らないといけないなと思いました」と語りました。
この日は、慰霊と平和への願いが込められている長岡花火を打ち上げました。五十六の母校である長岡高校の生徒12人が、その意義を紹介。
その様子は、東京や広島など5カ所の試写会会場へ生中継。そして花火の打ち上げへ。
1発目は長岡空襲で、2発目は真珠湾でそれぞれ亡くなられた方たちへの鎮魂の花火「白菊」を。
3発目は、全世界の平和を祈願して超大型スターマイン「平和の祈り」を打ち上げました。
全国公開は12月23日。長岡市民のみなさんはもちろん、全国の多くの人たちに、山本五十六の国を守ろうと命を懸けて日米開戦に反対した姿、そしてリーダーとしての人物像をぜひご覧いただきたいと思います。(S)
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/blog/new.html#20111207-1